曽野綾子さん、いつもけっさく。

「いつ死んでもいい」のは何歳からか
 人間の力では到底決めかねる寿命。
それは神仏の定める領域である。

夫婦で決めていことがあるそうです

まだ中年の頃、私は尊敬する老医師から、人間の最期に臨んでやっていけないことを三つ教えられたことがあった。
〇点滴ないしは胃瘻によって延命すること
〇気管切開をすること
〇酸素吸入

若い人が事故で重体に陥ったような場合は、もちろんあらゆる手段を使って、生命維持を試み、それを回復に繋げるべきだが
老人がいつまでも点滴で生き続けられるものではない
また、気管切開をすると最期に肉親と一言二言話をするという貴重な機会まで奪うことになるから絶対に止めた方がいい、
と教えられた。・・・・・・なるほど。