曽野綾子・特別寄稿『学校なんて、どうでもいい』

週間現代より、ノーベル賞・大村智さんもそうだった。
世界を見渡せば、過酷な労働に耐え日々を懸命に生き抜く子供たちがいる。・・・・・・
学校の外にこそ豊かな学びが広がっているのに
私の夫の三浦朱門は不良でしたから、『子供のころ、夏休みの絵日記は最後の3日間で30日分を書いていた』と言っていました。
ものごとをいい加減にやる技術も、時には凄く大事な事です。そうやってズルをして「ああ、悪いことをしたな」と後ろめたい気持ちになることも、
立派な勉強です。悪さをしなければ「人はどうやって嘘をつくのか」「やましい気持ちとはどういうものか」といったことも学ぶことはできません。
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私も子供の頃はそのくちでした。勉強そっちのけで、帰れば野球・サッカー・カブトムシ取り・魚とり、ザリガニ・・・へび・・・竹馬・田んぼ、畑を走り廻っていたな。---