空気が決めた形 NACAダクト 

”空気が気に入った形” オートテクニック1986年8月号より
レーシングカーのボディーデザインは、見えない空気との戦いだ。風洞実験という手段も、空気が100%見える訳ではない。
第一100%はっきりしているのは、乱流を最小限に押さえた空気取り入れ口”NACAダクト”だけ、膨大な実験の結果、
図のような形状がはじきだされた。
レーシングカーのボディーの中で、たったひとつ”空気が気にいった形”である。ボディーデザインの発展途上、まだいくらでも美しくなる余地がある。


ダクト幅 1 ダクト長 2.25 開口部深さ 0.25 底部/傾斜7° がベスト
現代のルマンカーにも使われています・