親和力・・・・挫折経験で鍛える  安田教育研究所代表:安田 理さん 

「2011年度に米国の小学校に入学した子供達の65%は、大学卒業時には今は存在していない職業に就く」。
米国のデューク大学のキャシー・デビットソン教授がニューヨーク・タイムスのインタビューを受けたときの答えた予測です。この子供たちの大学卒業は26年。日本でもまったく同じではないでしょうか?
▼今、新聞などに出てくるカタカナ職種の多くは16年前にはなかったと思います。職業だけではありません、誰もが知っているソフトバンク楽天といった会社も当時はなじみが薄かったはずです。今後はさらに変化が激しくなるでしょう。現時点の考え方でお子さんの将来を見据えたレールを敷いても、あまり意味のないような気がします。  
▼社長が外国人になったり異業種から来たり、担当している事業が外国の企業に売られたり他社に吸収されたり。
就職してもいろいろなことが起り、終点まで見通せる一直線のレールは現時点でも、ほとんどないでしょう。お子さんの人生にも思いがけないつまづきがあるはずです。
イレギュラーなケースにぶつかったときこそ真価が問われます。リスクを取り除くより、挫折も経験させ、イレギュラーに対処する力をつけさせたいものです。 
  なるほど〜
  私にも言えるか・・・